私たちの食生活は、豊富な食材に恵まれ、多様な味わいの料理を楽しむことができます。
食事は家族や親しい人たちとのコミュニケーションの場であり、新しい人との出会いの場にもなります。
またお正月や節句など、行事や風土と結びついた文化的な側面もあり,食事にはさまざまな機能や楽しみがありますが、その原点は生命の維持です。
自然界のあらゆる生き物と同じように、人間も食べ物に依存して生きています。
従って、食事の内容は身体の機能にさまざまな影響を与えます。
食事と身体の関係を、原点にかえって考えてみたいです。
生物が外界から食物を得て、成長し、活力を保ち続ける身体の営みを栄養といい、栄養の源になる物質を栄養素といいます。
さまざまな研究から、栄養素の働きと身体の機能や健康との関係が明らかになってきました。
その結果、食事で大切なのは、すべての栄養素をバランスよく摂取することだといえます。
また、病気などで身体の機能が低下したときには、さらに食事が大切になってきます。
栄養素について知ることは、日々の献立を考える助けとなり、健康を保つことや、あるいは病気の治療、回復のために役立ちます。
食物は人間の体には大切なエネルギーの源、その中で最も重要な自然の食
べ物を選んでここに載せました。
5大食べ物
▲イメージ
第5位 リンゴ
リンゴはどこのスーパーに行っても置いてある、手軽に買える食べ物だった林檎もこの物価高で値上がりしてしまったけど、特徴としては、嬉しいことに植物繊維やビタミンC,そしてポリフェノールが豊富な点が挙げられます。
豊富な食物繊維はお通じの改善に期待ができます、朝ヨーグルトと一緒に食べるのがおすすめです。
朝食べると「果物は金」というぐらい良いものです。
腸内環境を整えることは、肌荒れや睡眠障害、冷え性、肩こり、むくみなど様々な症状の改善につながっているといわれていますので、便秘ぎみという方はぜひ林檎をヨーグルトと一緒に食べてください。
また、ビタミンCは、強力な抗酸化作用を持っているビタミンです。
体の中に沢山の活性酸素がある状態、すなわち酸化している状態は、肌荒れや老化に繋がっているもちろん、ガンの原因にもなっています。
体を酸化させないためには抗酸化作用のある食べ物を食べるのが一番!
ビタミンCの多いリンゴはもってこいというわけですね。
▲ イメージ
ポリフェノールは、老化や動脈硬化、ガンの予防効果が期待できることで広く知られています。
ちなみに、林檎の皮の部分にポリフェノールは豊富にあるので、林檎を食べる時は皮をむかずに皮ごと食べるようにしてください。
第4位 ブロッコリー
医者が選ぶ体・健康に良い食べ物は「ブロッコリー」でした。
近年、ブロッコリーがもつ健康パワーがものすぐく注目されるようになって、頻繁にテレビなどのメディアでも取り上げてられていますよね。
ブロッコリーが現在医学会で大注目されている理由は、人類の宿敵であるガンに対して、極めて有効な予防効果があると考えられているからです。
それは、ブロッコリーに含まれる栄養を見ていけば一目瞭然です。
ブロッコリーは、ビタミンC・βカロチン・ルテインといった非常に強力な抗酸化作用を持っておます。
これら3つのうちひとつでも含んでいれば万々歳なのに、ブロッコリーはこ
れら3つをバランスよく含んでいるわけですから、まさに鬼に金棒です。
体の酸化対策にはブロッコリーを食べていれば十分だといわんばかりの勢いです。
勿論この強力な抗酸化作用はガンの予防に効果があると考えられます。
さらに注目すべきは「イソチアネート」という成分です。
驚くなかれ、このイソチアネートには、発ガン性物質を解毒する期待ができるんです!
先の強い抗酸化パワーと合わせて、ブロッコリーはガン予防に極めて有利な食材と言えますね。
加えて、ブロッコリーには血管を丈夫にしてくれる「ケルセチン」も多分に含まれているので、まさに長寿を目指す上での必需的食材といった感じしょう。
ブロッコリーは今まで述べた通り極めて優秀な野菜なんですが、現在医学関係者から熱い視線を集めているのが「ブロッコリースプラウト」という野菜です。
「ブロッコリースプラウト」とはブロッコリーの新芽ですが、これが凄い、なんといっても含まれている「スルフォラファン」という栄養素なんです。
スルフォラファンは、持続効果が非常に長く続く抗酸化作用をもつ栄養素
で、その持続力はビタミンCの20倍にもなります。
効率よく強力な抗酸化作用を得たいならスルフォラファンがオススメです。
▲ブロッコリースプラウト
また、その他の作用としては胃の中のピロリ菌を減らしてくれる働きも期待できるので胃ガンの予防にもなります。
一般のスーパーで販売していますので簡単に手に入ります。味にクセが無くサラダにするといいです。
第3位 納豆
健康に良い食べ物ランキング第3位は「納豆」でした。
日本の伝統的な発酵食品が、どんな健康パワー持っているのでしょうか?
納豆の健康パワーを語る上せ欠かせないのが「ナットウキナーゼ」という酵素です。
ナットウキナーゼには超強力な血栓溶解作用(血管の中にできる血栓を溶かすパワー)があるとされ、その強さはあらゆる酵素の中で No.1です。
血管の詰まりによって起こる病気としては「心筋梗塞」「脳梗塞」などが挙げられ、日本人の多くが、こういった血管系の病気によって亡くなっています。
その予防対策の食品として「ナットウキナーゼ」を豊富に含む納豆は食として有効です。
年を重ねると誰でもやってくる「関節の老化」にも良いとされています。
なぜなら、関節の老化は、体内から「コンドロイチン」という成分が減少して行くことによって発生します。
コンドロイチンは、簡単に言えば軟骨を構成する主成分の一つなので、これが減ってしまうと、関節の動きが悪くなり、次第に関節が老化してしまいます。
納豆は、このコンドロイチンが非常に豊富で加齢によって減少して行くコンドロイチンを、納豆を食べることで補うことができ関節の老化に対抗できます。
関節が痛くなれば、好きなスポーツ・散歩・旅行などが億劫になり、だんだんと足腰の筋肉量の低下に繋がり健康を害され、こういった悪循環を断ち切る為にも納豆は極めて重要な食べ物と言えます。
加えて「うつ病」にも納豆は効果を発揮します。
注目すべきは納豆に多く含まれている「トリプトファン」という成分です。
▲安くて素晴らしい納豆
この成分は、精神を安定させてくれる働きがあり、うつ病予防に効果があるとされる「セロトニン」という物質の材料になっているんです。
つまり「トリプトファン」が多くあれば、それだけ多くの「セロトニン」が体内で作られるのでうつ病予防の効果も高まると考えられます。
血管のトラブル回避に、関節の老化防止、うつ病予防にと幅広い健
康効果が期待できる「納豆」ぜひ食べてください。
第2位 ヨーグルト
ヨーグルトと言えば「腸内環境」です。
近年では「腸内フローラ」という言葉も広く認知されています。
腸内フローラとは、簡単に言えば腸内のお花畑という意味で、腸内に存在してる細菌バランスを、咲き乱れる花に例えています。
▲腸内フローラの(イメージ)
なぜ、そもそも腸内環境を整え、優れた美しい腸内フローラを目指すべきかというと、近年の研究で腸内環境の良し悪でいろんな病気。
例えば、糖尿病・心臓疾患・肥満・ガンなどといった病気・症状の発症に深く関わっていることが判明、むろん、腸内環境が良好な方が、これらの病気にはかかりにくいことになります。
理想的な腸内のお花畑(最高の腸内環境にする為には)「善玉菌2:悪玉
菌1:その他の細菌7」という比率だと言われており、この環境作りに必要不可欠な食品がヨーグルトというわけです。
そんなヨーグルトですが注意点があります。
▲悪玉菌と善玉菌の(イメージ)
それは食べるタイミングです、避けるべきはは空腹時、お腹が空いてる時は食べると胃酸が沢山の分泌されます。
このような時に食べると善玉菌がこの胃酸にやられてしまい、腸まで届かないので空腹時はオススメできません。
理想は食事中か、食後です。
このタイミングなら非常に効率的に、生きた善玉菌を腸まで届けることができます。
また、食べ合わせも重要になります。
ヨーグルトは、食物繊維と合わせて食べると、より一層その健康パワーを高めることができるんです。
というもの、ヨーグルトに含まれている乳酸菌・ビフィズス菌といった菌は、これら単体で腸内に存在していてもなかなか活発に動いてくれません。
ここに食物繊維を加えてあげると、乳酸菌・ビフィズス菌は見違えるように活発に動いてくれるようになり、腸内環境の改善に繋がって生きます。
なので、ヨーグルトはできるだけ食物繊維との合わせ技で食べるのがオススメです。
腸内環境が整えば、便秘の解消も期待でき、ダイエット効果にも繋がっていますし、医学的にはストレスの解消、紫外線から受ける肌へのイメージを軽減させる効果も期待できると考えられます。
食後にはヨーグルトを‥‥を合言葉にしましょう。
第1位 トマト
まさに健康野菜の王様がランクインという感じですね。
これは誰しも納得なのではないでしょうか。
トマトは栄養の塊なんですが、その中でもとりわけ重要なのが「リコピン」という成分です。
具体的にリコピンの何が良いかと言いますと、超強力な抗酸化パワ
ー、リコピンを継続的に摂り続けると、体の酸化がどんどん緩和され
ていくという研究データーも存在しており、まさに活性酸素対策に
は、絶対の食べ物・野菜と言えます。
「リンゴ」のところでも書きましたが、体の酸化・サビつきは、さまざまな病気の要因になっています。
それを効率よく予防・改善にできるリコピンを含むトマトは、健康野菜の王様と言えます。
リコピンには余分なコレステロールを増やす働きもできますので、動脈効果や生活習慣の予防対策にもうってつけの食べ物じゃないでしょうか。
悪玉コレステロールは、30代から男女ともに急激に増える傾向があるので、コレストロール対策にトマトは非常に有効な食べ物です。
トマトは、健康意識の高い方や中高年の方にとって、救世主的な野菜、ちなみにトマトのリコピンを効果的に摂取する為にはトマトケチャップやトマトジュースがオススメです。
例えばケチャップなら、1日分のリコピンを大さじ4杯が摂ることができます。
さらにトマトが体に良いのは「リコピン」だけではありません。
近年の研究でトマトはには「13オキトO D A」という抗肥満作用の成分、すなわち、中性脂肪が体内で溜まるのを防止する効果を期待できるという訳で、メタボ対策にはトマトの「13オキトO D A」が良いセス。
また、トマトにはクエン酸が含まれています、そのクエン酸には骨を丈夫にしてくれるカルシウムの吸収を促進してくれる働きがあります。
あまり知られていませんが、乳製品に含まれるカルシウムは体に吸収されにくい栄養。
でもトマトのクエン酸と一緒に摂取すると、カルシウムの吸収率はグン〜とアップしてくれます。
さらにトマトは余分な塩分を体外に排出してくれるカリウムも豊富なので、高血圧の方にもオススメの野菜と言えます。
トマトの栄養価を最大限引き出す食べ合わせが存在する食べ物は、アボカドです。
トマトとアボカドを一緒に摂ることによって、トマトに期待される健康効果がさらにアップすると考えられています。
アボカドの中に入っている脂質は、リコピンの吸収を通常よりも高めてくれるんです。
ぜひ、トマトとアボカドを合わせてサラダにして積極的に摂ってみましょう。