スポーツの中で一番遠くまで曲がらずにボールを飛ばす事が出来るのがゴルフです。
そのゴルフの中で最大の飛距離を出せるのが1W(ドライバー)ショットです。
誰よりも遠くへ真っ直ぐ飛ばしたいと思うのは誰でもない自分自身のはずです。
遠くまで飛ばせるドライバーショットはゴルフの醍醐味の一つですが、ゴルフを始めて間もない方は「なかなか上手く打てない」「スライスばかりする」等の悩みを感じる方も多いと思います。
今回は、ドライバーとアイアンの打ち方の基本を紹介します。
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ドライバーの構え方
まず足の左右のバランスのとり方は大事です。
特に第一打はドライバーショットです、素振りを十分して体を慣らしていきたいです。
足の体重配分は右足に60%・左足に40%でスタンスしてください、左右バランスが悪いとボールが芯に当たりづらくなります。
まず、直立した状態から、背筋を伸ばして上体を傾けていけば、自然なアドレスになります。
普通に立っている時は、左右の足に均等に体重がかかっているはずですから、上体を前傾してアドレスの姿勢になっても、それは変わらず、左右50〜60の体重配分が基本です。
▲スタンスの体重配分
この体重の配分を忘れずに守ってください。
これは、どのクラブでも同じです、
ただし、長いクラブになるほどボール位置が左足寄りになり、体の左サイドが低くなって左足に多く体重がかかって来ますから注意してください。
それでも、ドライバーで右60〜左40が限度で、アマチュアの方のアドレスを見ると、それ以上に右足体重になったり、反対に左足に体重がかかった構えをしてる人を多くみます。
どちらにしても、アドレスで左右の体重のバランスが取れていないと、スイングのどこかで不自然さが出て、ボールに上手く当たらなったり、フィニシュでバランスを崩してしまいます。
また、上体を右に傾けて構えている人を見かけます。
これも右足に多く体重がかかる原因です。
スムーズな振り抜きのための準備
手と身体との間は「拳一個以上」空けるとスムーズに振り抜けます。
グリップエンドと身体の間はいつも一定のスペースが必要です。
いつも同じアドレスが出来れば、いつも同じスイングができて、いつもボールにキチンと当たるはずです。
その「同じアドレスを作るためには、スタンスの向きや上体の前傾角度※1の他に身体とボールの距離が重要です。
※1.前傾角度とは、どのぐらいの角度でしょうか?
股関節から上体を曲げた時に出来る角度の事をいいます。正しいスイングブレーンを作るためには、基本的にドライバー、またはアイアンであっても、クラブと背中のラインを90度にするのが最適です。
▲このように前傾する
この距離が、スイングごとに近くなったり遠くなったりしたのでは、スイングは毎回バラバラになってしまうからです。
アドレスを作る時には、真っ直ぐに立った状態から、上体を前傾させていくということを言いましたが、この時、実は身体とボールとの距離も決まってしまいます。上体を徐々に倒していって、ヘッドが地面と触れたところ、これが適切なボールの位置です。
ボールとの距離が適切かどうかの目安としては、グリップエンドとお腹との間に、最低でも拳一個ぐらいのスペースがあること、これより手が身体に近くなりすぎると、ダウンスイングで手を下ろすスペースがなくなり、クラブがアウトサイド下りやすくなります。
また、このスペースが広すぎる場合は、ボールが遠すぎるという事なので、ヘッドがボールに当たりにくく(届きにくく)なります。
このスペースは、どのクラブでも基本的には同じですが、ドライバーは振り抜きを重視してほんの少しほんの少し手を前に出してもいいと思います。