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回想・藻

地球も肌も喜ぶ!「藻」がもたらすサステナブル美容の効果と未来の選び方

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日常で何気なく目にする「藻(も)」や「海藻」に、今、世界中の美容家や環境意識の高い人たちの間で、熱い視線が注がれているのをご存知でしょうか?

 

 

藻には、私たちの肌を健やかに保つ豊富なビタミン、ミネラル、そして高い抗酸化成分がギュット詰まっています。

 

 

しかし、魅力はそれだけではありません。

藻は育つ過程で大量のCO2を吸収し、水質を浄化するなど、地球環境を維持するサステナブル※1な資源としても、凄まじいポテンシャルを秘めているのです。

 

 

※1.サステナブル(Sustainable)とは、「sustain(持続する)」と「able(〜できる)」を組み合わせた言葉で、日本語では「持続可能な」という意味です。

現在、地球環境や資源を守りながら社会・経済を発展させ、未来の世代も豊かに暮らせる状態を長く続けていくための考え方や取り組みを指します。

【サステナブルの3つの要素】
3つのバランスが重要とされています。 

環境(Environment): 気候変動の防止、ごみの削減、再生可能エネルギーの活用など。

社会(Social): 人権の尊重、多様性(ダイバーシティ)の確保、労働環境の改善など。

経済(Economic): 利益を生み出しつつ、責任ある消費や公平な成長を促す循環型経済の実現。 ▲

 

 

 

「美しくなることが、めぐりめぐって地球をきれいにすることに繋がると思います」。

今回は、そんな心も身体も心地よく満たされる「藻」の美容効果と環境へのメリット、そして今日から真似できる取り入れ方を分かりやすくご紹介します。

 

 

 

 

なぜ今、美容のプロが「藻」に注目するのか?

環境と美を両立するサステナブル美容

ここ数年感じますが、美容やライフスタイルの分野では、自分の肌だけでなく地球環境にも配慮する「クリーンビューティー」という考え方が世界的にトレンドとなっています。

 

 

その中で、いま最も熱い視線を集めている素材が「藻(も)」です。

 

 

私たちが健やかさと美しさを追求することが、結果として地球の未来を守ることにもつながるという理想的なサイクルを叶えてくれるため、新しい時代の美容習慣として多くの人から支持を集めています。

 

 

 

ミネラルとビタミンが紡ぐ、内側からの潤い肌

一口に「藻」と言っても、私たちが普段から親しんでいるワカメや昆布などの海藻から、スピルリナ※2クロレラ※3といった目に見えないほど小さな微細藻類まで、その世界は非常に多様です。

※2.スピルリナとは、30億年以上前に誕生した藻の一種(藍藻類)です。
タンパク質、ビタミン、ミネラルなど50種類以上の栄養素を豊富に含み、「スーパーフードの王様」とも呼ばれるホールフード(完全栄養食)です。
健康食品や天然の着色料として利用されています。


※3.クロレラとは、淡水に生息する微細な単細胞の「緑藻(藻の一種)」です。非常に高い栄養価をもち、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などをバランス良く含んでいることから、サプリメントなどの健康食品として広く利用されています。

 

 

これらに共通しているのは、過酷な自然環境を生き抜くための圧倒的な生命力が凝縮されている点です。

 

 

現代人に不足しがちな栄養成分をバランスよく蓄えており、私たちの生き生きとした毎日を内側から心地よくサポートしてくれる存在として、スキンケアやインナーケアの分野で活用が進んでいます。

 

 

 

藻の種類

藻類(そうるい)は、光合成を行う植物的な特徴を持つ生物の総称で、非常に多様な種類が存在します。

 

 

主に生育環境や色素によって、以下の4つの主要なグループに分類されます

 

 

◇褐藻類(かっそうるい)

主に海に生育する、褐色や黄褐色の大型の藻類です。日本の食卓でおなじみの海藻の多くがこれに該当します。

昆布(コンブ)・ワカメ / めかぶ・ヒジキ・モズク(オキナワモズクなど)・アカモク(ギバサ)・アラメ / カジメ

 

◇紅藻類(こうそうるい)

深い海に生育する赤紫色の藻類です。

寒天や海苔の原料として利用されます。

アマノリ(海苔の原料)・テングサ(寒天の原料)・マクサ・トサカノリ・フノリ

 

◇緑藻類(りょくそうるい)

淡水から浅い海まで幅広く生息し、鮮やかな緑色をしている藻類です。

アオサ / アオノリ・ヒトエグサ・クロレラ(淡水性の微細藻類)・アミミドロ / アオミドロ(淡水・田んぼなどに発生)・ミル

 

◇藍藻類(らんそうるい)/ シアノバクテリア

光合成を行う細菌(バクテリア)の一種で、非常に強い生命力を持ちます。

スピルリナ・イシクラゲ(陸上や庭の湿地に発生する、ワカメに似た藻)・その他の微細藻類・淡水藻など

ユーグレナ(ミドリムシ:藻類と原生動物の両方の性質を持つ)・珪藻(けいそう)(顕微鏡サイズの単細胞藻類)◇車軸藻(しゃじくも)(淡水に生える、水草のような見た目の藻類)
ヒカリモ(洞窟などの水たまりで黄金色に光る藻)

※.海藻と海草の違い混同されやすいですが、ワカメやコンブのような「藻類」を海藻と呼びます。
一方で、アマモなどのように花を咲かせ、根・茎・葉を持つ被子植物は海草(うみくさ)と呼ばれ、明確に区別されます。

 

 

 

「藻」がもたらす嬉しい美容効果

若々しさをサポートする抗酸化成分

年齢とともに気になるお肌のサインにアプローチしてくれるのが、藻に豊富に含まれる抗酸化成分です。

 

 

アスタキサンチンをはじめとする天然の色彩成分は、紫外線や日々のストレスなどによる乾燥ダメージからお肌を優しく守る力を持っています。

 

 

いきいきとしたハリや、年齢に負けないみずみずしい印象をキープしたい方にとって、藻の持つ自然のパワーは心強い味方になってくれます。

 

 

 

内側から潤いを紡ぐビタミンとミネラル

藻には、現代人の食生活で不足しがちなビタミン類やミネラルがバランスよく、しかも濃縮された形で含まれています。

 

 

これらの栄養素は、お肌のキメを整えて健やかなコンディションを保つために欠かせない要素です。

 

 

外側から与えるケアだけでなく、藻の持つ豊かな栄養をインナーケアとして取り入れることで、内側から湧き上がるような潤いと透明感をベースから支えることができます。

 

 

 

すっきりした毎日のための腸内ケア

理想の美しさを目指す上で、体の内側の環境をきれいに整えることはとても大切です。

 

 

藻には良質な食物繊維がたっぷりと含まれており、これが毎日のすっきりとしたリズムを心地よく優しくサポートしてくれます。

 

 

内側が整うことでどんよりとした気分が晴れ、お肌の調子も上向くという好循環が生まれるため、インナービューティーの基本としても藻は大いに役立ちます。

 

 

 

「藻」が地球に優しく働きかける環境効果

地球温暖化にアプローチする高いCO2吸収力

環境問題への意識が高まる現代において、藻の持つ最も大きなポテンシャルのひとつが、圧倒的な二酸化炭素の吸収能力です。

 

 

植物と同じように光合成を行う藻類は、その小さな体からは想像できないほど効率よくCO2を体内に取り込み、酸素へと換える役割を果たしています。

 

 

この優れた循環システムは、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを和らげる次世代の切り札として、世界中から大きな期待を集めています。

 

 

海の美しさと生態系を守る浄化作用

藻がもたらす恩恵は空気の清浄化にとどまらず、私たちの命の源である水環境の改善にも及んでいます。

 

 

水中の余分な栄養素を吸収して水質を穏やかに浄化するだけでなく、魚をはじめとする多くの海の生き物たちに豊かな隠れ家や産卵の場を提供しています。

 

 

海洋生態系のバランスを優しく保ち続けるその姿は、まさに傷ついた海を優しく癒やす救世主のような存在と言えます。

 

 

 

まとめ

未来の地球と自分のために心地よい選択をして、私たちが毎日の中で何気なく選ぶものが、自分自身の健やかさを育み、同時に地球の未来をも優しく守ることにつながる。

 

 

そんな理想的なライフスタイルを、「藻」という小さな存在が教えてくれています。

 

 

内側から溢れるようなみずみずしい美しさを目指しながら、めぐりめぐって豊かな海やきれいな空気を守る一歩を踏み出す。

 

 

そんな心地よく持続可能なサステナブル美容を、ぜひあなたの日常にも少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

-回想・藻

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