蜂蜜は、花の種類や加工方法によって味や風味が異なり、蜂蜜を美味しく食べるためには、商品の選び方や食べ方のコツを知っておくことがポイントです。
どこで採取されたかを知って蜂蜜の魅力を充分に楽しみましょう。
高品質な蜂蜜を選び、さらに美味しさを損なわず食べるためのは、押さえておきたいポイントがいくつかありますので、蜂蜜の種類と性質を理解しましょう。
先ず、美味しい蜂蜜は、純粋蜂蜜を選びましょう。
蜂蜜の種類には、主に「純粋蜂蜜」「精製蜂蜜」「加糖蜂蜜」の3つです。
この3種類の蜂蜜には、含まれる栄養成分や味わいに差がありますので、栄養価を求めるなら「精製蜂蜜」や「加糖蜂蜜」ではなく、「天然蜂蜜」をご賞味ください。
でも、幼児には甘いからと言って、与えないようにしてください。
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幼児ポツリヌス症とは?
消費者庁のHPを、ここに載せておきますので、詳しい説明は読んでください。
※上記の消費者庁をクリックして頂ければ、消費者庁のHPに飛びます。興味ある方は見てください。
天然蜂蜜
健康に良く料理にも甘味としても万能で身近な食べ物ですが、日本国内の年間蜂蜜消費量のたった5%しか、わずかな量しか採れず手に入りにくい貴重な国産天然蜂蜜です。
▲ハチミツ
蜂蜜はどこで採れるか、また、信用おける生産者かで美味しい蜂蜜は決まります。
何故かと言うと、安く蜂蜜を作ろうと思えば、混ぜ物を入れることが簡単です。
安い外国産の蜂蜜を混ぜたり、水あめを混ぜたりするなどの方法があります。
また、ミツバチは、花がなければ別のものから糖をとろうとします。
その習性を利用して、巣箱の前に砂糖水を置いて、それを蜂蜜にしてしまうこともできます。
驚かれるかもしれませんが、これらもすべて「国産蜂蜜」として販売されています。
ミツバチが花から蜜を集めて巣箱に持ち帰りますが、実は、このままでは蜂蜜になりません。
しゃばしゃばの状態なので、水分を飛ばしていく必要があります。
ミツバチは、羽根で仰ぎ、一生懸命に羽ばたいて少しずつ乾燥させていきます。日中に集めた蜜を夜に羽ばたいて糖度を上げるため、私たちは朝を待って蜂蜜を採取します。
この工程を人工的に早めようとすれば、高温で乾燥させることです。
しかし、熱処理をすると蜂蜜の中にある大切な栄養素(約190種)や酵素が壊れてしまいます。
蜂蜜は古来より栄養食や薬としても使用され、クレオパトラが化粧品としても使用したように美容にも使用されていますが、この蜂蜜の成分を守るためには、時間がかかりますが、ミツバチが行う本来の乾燥が一番です。
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精製蜂蜜
蜂蜜から「色」「匂い」「栄養成分」が取り除かれた無色無臭の甘味料であり、「蜂蜜由来の甘味料」とも言われるが「精製蜂蜜」です。
自然の恵みである酵素や栄養素は含まれませんが、品質が安定しているためジュースなどの加工品や化粧品に使われています。
加糖蜂蜜
人工の甘味料(水飴や砂糖)を加えて仕上げられたはちみつを「加糖はちみつ」と呼びます。
風味や色が再現されているとはいっても、栄養面では純粋はちみつとは比べ物になりません。その分安価でもあるので市場でも多く販売されています。
加熱蜂蜜
粘度の高いはちみつの加工性を上げる等の目的で、高温に加熱された蜂蜜を「加熱はちみつ」と呼びます。
輸送中に高温になったはちみつもこれに該当し、はちみつの酵素が壊れてしまうほどの熱(50度以上)を加えられています。