日焼け止め効果は?しっかり紫外線対策をしましょう。
女性の大敵、紫外線対策に紫外線散乱剤・紫外線吸収剤のどちらを選びますか?
女性の大敵紫外線を阻止するのに
日差しの強い夏には、たっぷりと日焼け止めを塗りたくって紫外線対策に気をつけているのに、今の時期冬から春に変わろうとしているは、夏ほどの日差しがないからと言って、紫外線対策を怠っている女性・男性の方が大勢います。
▲太陽の光で眩しいく手で日除けを
特に女性の方、確かに今はそんなに日光が当たっても、夏のようなジリジリするような感じはありません。
ですがこの時期は、目に見えない紫外線が肌にダメージを与えています。
見えない紫外線対策がこの時期でも必要なのか、その理由を紹介します。
日焼けの原因となる紫外線とは?
紫外線とは、この地球に太陽から降り注ぐ日光です。
その中にご存知だとはおもいますが、①可視光・②赤外線・③紫外線の3つがあります。
①の可視光とは、目に見える明るさで、植物にとっては光合成の作用、人にとっては体内時計を調整してくれる大事な光ですので覚えておいてください。
②の赤外線とは、単に「熱」すなわち我々を温める作用があります。
これは単に日が当たってあったかいね〜という会話のものです。
そして厄介なのは
③の紫外線です。
紫外線が我々の身体に直接作用するのは、明るさでもなく熱でもなく、殺菌や日焼けなどのDNA損傷作用と、骨を丈夫にするビタミンD3の生成作用(これは日光浴すればいい)の+の〜初春に気をつけたい紫外線の種類。
▲日焼け止めで肌に文字を書く
この時期の太陽は暖かいから、ずっと当っていたいなぁ〜と油断してしまいます。
それはそれで日光浴でビタミンD3を補給するのと、体内時計もしっかり調整できていいことばかりです。
でも紫外線のことを考えると、陽傘を用意して日焼け止めを塗ってからにしてください。
紫外線の日焼け止めは大きく分けて3種類あります。
UVA‥地上に届く紫外線6%の内5.8%をUVAがしめるから、肌の奥ま
で届き、メラニンを生成し酸化させシミ・シワ・たるみ・老化の原
因を作ります。
▲嫌なシミです。
UVB‥地上に届く紫外線の6%の内0.2%をしめるので、肌の表面まで届きビタミンD3を生成・日焼け・皮膚ガン・白内障の原因となります。
UVC‥人には有害な紫外線ですが、地上には届かないです。
この3つのうち気をつけたい紫外線はUVAです。
UVAは雲やUV対策をされていないガラスなども通過して肌の奥まで届いてしまいます。
UVAの怖いところは、肌に当たっても赤みや炎症が起きにくく、気がつかないうちに肌の中に大量に取り込んしまうという点です。
こうやってみると年中、冬でも夏の半分の照射量があります。
ということは、年中UVAに当たっているという事になりますね、だから冬
でもしっかりと紫外線対策が必要だというわかります。
紫外線対策をサボるとどうなるのか?
冬に紫外線対策をサボるとどんなことが起ころるのか?
よく知られているのがシミ・シワ・たるみの原因にもなってしまいます。
これは紫外線を浴びることで、紫外線に対する防御反応が起こすものです。
肌は紫外線から身体を守ろうと皮膚を厚くし色を濃くします。
さらには肌の奥にまで届く紫外線の影響から、肌の奥にあるコラーゲンを変性させてしまい肌の弾力が失われ、シワやたるみを引き起こしてしまう。
一日中部屋にいる時や、短時間外にいて仕事・学校へ行くとき、そして長時間野外でスポーツする時など、その日のシチュエーションによって日焼け止めを変えましょう。
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の違いをよく知ろう
毎日使用するものですので、紫外線散乱剤・紫外線吸収剤の違いを理解した上で、ご自身にとって、使い心地のよいものを選び、上手に紫外線と付き合っていきましょう。
▲ジリジリと太陽の陽が当たる女性
日やけ止めには、紫外線をカットするために、「紫外線散乱剤」と「紫
外線吸収剤」が使用されている事は知っていますよね。
皆さんのイメージの中では「紫外線散乱剤=お肌にやさしい」「紫外線吸収剤=お肌に悪い」という印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか?
現在どちらか一方のみを使用した製品、両方使用している製品とありますが、紫外線吸収剤と散乱剤のどちらかが、絶対良いとは言えないのです。
①紫外線散乱剤は言葉の通り、紫外線を反射・散乱させて皮膚を防御します。
ちょうど肌の上にUVカットのベールを巻くイメージですね。
②紫外線吸収剤は、紫外線を吸収し、熱や赤外線などのエネルギーに変化させて放出させます。
水分を吸収するかのように紫外線を吸収するスポンジを肌にのせているイメージになります。
このように、ベールよりもスポンジの方が紫外線を透過させない力があるように、散乱剤と比較すると吸収剤の方がUV効果が高くなります。
対して、ベールの方がふんわり肌を守るように、肌への負担は散乱剤の方が軽くなる傾向があります。