岩村町には多くの五平餅屋さんがあります。(自宅での作り方のレシピ)が書いてありますので最後まで読んでください。
自宅でBBQの締めで五平餅は格別です、お子さんに喜ばれます。
恵那市の岩村近郊の五平餅屋さんとレシピを紹介
▲岩村町内と近郊の五平餅屋のマップ(他にも五平餅屋はあります)
全恵那市には五平餅屋は他にもあります。
特におすすめなのを上記に載せました。
▲明知線に乗って、いざ五平餅 GO~ GO~
▲店内に講釈が掲げられています。(いまは儲かりすぎて店舗改装しました)
五平餅の発祥の地は、恵那郡山岡町の飯高地区(集落)と言われます。
山の神を祀る「山の講」※1のお供えが起源説と言われて、山仕事・林業
従事者のお弁当説など様々な説があります。
毎年旧暦2月7日と10月7日(今年は3月23日の友引・甲寅/11月14日の仏滅・庚戌・行事日については確認してください)の春秋の2度行われます。
▲場所は:この、「かんのん茶屋」の裏に八幡様がありますのでそこで行われます。
▲「かんのん茶屋」にパネルがあります。
飯高集落で行われるこの祀りは、男ばかりが集まり(今では少子化などの影響で男ばかりの枠は外されました)尾頭付の魚や、お神酒のほか、焚き火をして五平餅をお供えします。
この五平餅は、ご飯をこねて団子状にまるめ約1メートールほどのリョウブ※2の木に練りつけ、素焼きをしてタレをつけて焼きあげます。
いつ頃からこの行事が行われてかは定かではありませんが、先祖代々と受け継がれ、数百年前からあったようです。
一説によると五平餅のルーツは、この山の講の五平餅ではないかと言われています。
▲手作りの美味しい「五平餅」を焼いている地元のお母さん。
もう1つの魅力は全て手作りで、なんと価格が安く驚くなかれ1本160円(岩村町と40円の差もあり、お土産に10本も買うなら400の差があります)その上記者の間ではベリーグッドと評判・岩村町からもわざわざ買いにきます。
※2019年1月1日より五平餅1本200円に値上げしました。周辺の五平餅と歩調を合わせてくれいう要望があり、やもえず値上げをいたしました。量を少し多めにしてあります。(今は200円です、2021年8月現在)
一番はタレの味が85%と言われています。
焼けるまで歴史ある飯高観音をお参りして幸せを呼びこもう。
※1:講とは、①講ずること。講義すること。
②僧による仏典の購読や説法を中心とする仏事。法華八講・最勝講など。講会(こうえ)
③僧や信徒が集まって行う各種の仏教儀式。涅槃講・地蔵講・報恩講など。
④中世中頃以後、民衆のあいだで作られた仏事や神事を行うための結社。寺院・神社などを維持したり、集団参詣を行なった。近世になると、行楽を主な目的として名山・霊場などへ集団参詣するためのものも生まれた。富士講・伊勢講など。
⑤貯蓄・融資などのための相互扶助団体。頼母子講(たのもし)など。
※2:リョウブの木とはどんな木、日本全国の山間に見られる落葉樹で、6月から8月にかけて穂状の白い花を咲かせ、花には芳香があり、おびただしい数の蝶や蜂が集まってきて、若菜は食用になり、蒸して乾燥させると保存食になります。
自宅で楽しい五平餅を作って家族の思い出作り
お家で美味しい五平餅を作って、子供さんと楽しみましょう。
家族・仲間と一緒にワイワイ言いながら作る、できたてのモチモチ、フカフカの作りたての五平餅はまた格別です。
さあ〜BQQのしめは五平餅で!!
【材料】●豆味噌など※お好みで、山椒、潰したくるみ、ピーナツなど、タレが美味しさを左右し ます。
●米2合(1本150gなら4本分)
【道具】●ほせ(串)4本(割り箸でも可)
▲イメージです。
●すりばち(なければお釜対応でも可)、すりこぎ
●家庭用BQQコンロ、炭、針金
①家庭用BQQコンロに炭火を熾し、五平餅を立てかけるための、針金を左右に渡しておく。
②お米は普通またはやや硬めに炊き上げたご飯は、役10分蒸らした後、擂鉢へ移し擂りこ ぎで練り、7分程(擂りこぎを引き上げると、擂鉢がくっついて浮くぐらいでいいです)
③手水をつけて、おにぎり(形はお好きなように)150gを4個作る。
④握ったおにぎりに、ほせ(または割り箸)を埋め込み、形を作る。※特に両端をしっかり とつける。
⑤BQQコンロで④で作った五平餅をじっくり炙り、キツネ色に焼けて来たら、作ってある タレを両面に手早くムラのないように塗る。
⑥タレをつけたら、五平餅をBQQコンロで炙って、味噌がブクブクと焼けてきたら出来上 がりです。
※BQQコンロがない場合は、魚焼きグリルでも焼けますが、その際は手で持つほせの部分が焦げないようにアルミホイルでしっかりと巻いてください。
下記の写真は5月5日の岩村町の五平餅屋「みはる屋」さんの風景。
タレは上記の店に似てますがまぁまぁです、1本200円です。記者の感想です。
その他にも店はありますが、お好きに選んでください。
▲5月5日撮影。この日はすごい人でした。(岩村町内の写真です)
飯羽間にも、かんのん屋があります、ここは創作「五平餅」1本の量が小さくて1本150円からです。
▲夫婦で握る五平餅 コーヒ付き500 セット500円
●メニュー
創作五平餅:黒ごま・チーズ・きな粉‥‥…‥‥各1本200円
くるみ・ねぎ味噌・キムチ・ゆず‥各1本150円
ホルモン焼‥‥600円
お好み焼‥‥‥650円
焼ソバ‥‥‥‥550円
カレーライス‥600円
うどん‥‥‥‥550円
ビール大瓶‥‥650円
※その他のアルコールは店主の気分だそうです。
その他に岩村名物は「水半名物販売店」の菊牛蒡とかんから屋の
かんから餅とカステラと喫茶の「かめや」で一服しましょう。
▲菊牛蒡と漬物の水半名物販売店
▲岩村町の中心地「枡形地形」がある庚申堂と水半名物販売店
▲かんから餅の「かんからや」うどんも美味しいです。
▲ひっきりなしにお客さんが出入りしています。
▲カステラと喫茶部がある「かめや」
▲ここも出入りが激しい 喫茶内部(冬に撮影)
そうだ〜忘れてた厄除けの日本三大観音の一つ、恵那市山岡町と岩村町の境にある飯高山萬勝寺(通称飯高観音) 、東美濃の標高600m近い閑静な4000坪に近い広大な土地。
ここは厄除け、災難除けの観音様として、平安時代から近郷の尊信を一手に集め、東濃地方で初詣と言えば、飯高観音と言われるぐらい信仰の厚い観音さんです。
▲平安時代末期からある飯高観音(飯高山萬勝寺)
本尊は千手観世音菩薩で天台宗四祖(比叡山三世)慈覚大師の作と伝えられ、出身の東国へと下る道すがら、幾度もこの辺りをとおったことが想像出きます。
境内には千手観世音菩薩(本堂)、不動明王(不動院)普賢菩薩(孤月坊)などの仏像が祀られている。
一説によれば、「五円玉」をお守りとして、「御縁」と解釈して、庶民に人気がある。また縁結びのお寺としても人気があります。
現飯高山萬勝寺という名前ですが、前の満昌寺が焼失したため、江戸時代になって臨済宗妙心寺派の寺院として再興された時に萬勝寺と改名されました。
いつ頃とはっきりしてませんが遠山利景が明智城主になった(1573〜1614年)の死後2年後、元和2年(1616年)満昌寺境内に新しい堂宇が建ちました。
実に満昌寺炎上より40年後でした。
臨済宗萬勝寺の開山をしたのは臨済宗龍護寺椽室和尚で、もともと龍護寺は明智城主遠山利景の菩提寺であり、その住職であった椽室和尚は、村の実力者の協力を得て戦火をまぬがれた円仁作の千手観世菩薩像を観音堂に安置し、本堂には新たに南無十一面観世菩薩像を御本尊として奉り、臨済宗萬勝寺の誕生です。
●萬勝寺の主な行事●
初詣‥‥‥‥‥‥1月 1日〜
初観音‥‥‥‥‥1月17日
▲2020年の節分の様子
節分会‥‥‥‥‥2月 3日
涅槃会(旧暦)‥3月15日
大般若祈祷会‥‥3月15日
弘法忌(旧暦)‥3月18日〜24日
花祭り‥‥‥‥‥5月 5日
禅講話‥‥‥‥‥ 8月 1日
九萬九千日‥‥‥ 8月 1日
施餓鬼会‥‥‥‥ 8月 1日
徐夜祭‥‥‥‥ 12月31日
恵那三十三観音霊場‥第13番札所
春期ご開帳 4月12日〜18日
秋期ご開帳10月12日〜18日
東海白寿三十三観音霊場 第25番札所
飯高観音縁日(祈祷日)毎月17日